ヨーロッパの文化を紹介するべくスタートした企画第一弾は、ドイツ。少しでも興味を持っていただくポイントがあれば嬉しいです。

ドイツの訪れたいスポットTOP3

1位:ハンブルクの港町

古くから貿易港として栄えているハンブルク。倉庫街が有名ですが、横浜の赤レンガと似ているため親近感がわきます。

2位:ローテンブルク

アウクスブルクやヴュルスブルクなどと並び、美しい街並みとして有名なローテンブルク。ロマンティック街道と古城街道が交差しており、多くの観光客が訪れれます。茶色い三角屋根とカラフルな壁面の家々が特徴的。

3位:アウシュビッツ・ビルケナウ収容所

厳密にいうとポーランドの南部オシフィエンチムにありますが、多数のユダヤ人や少数派の人々が犠牲となり、負の遺産として世界遺産に登録されています。私も事実が元になった『アンネの日記』や『夜と霧』は読みました。日本人ガイドの方がいらっしゃるようなので、いつか訪れたいです。

番外編:クリスマスマーケット

毎年クリスマスの時期になると各地で開催されているクリスマスマーケット。もはやドイツの代名詞となっています。Glühwein(グリューワイン:ホットワイン)、Bier(ビール)、Wurst(ウルスト:ソーセージ)はお手頃なフードとして好まれています。食べ物のほか、オーナメントやおもちゃなども購入できます。

<ドイツ人の性格>

①時間ぴったりに来る
他のヨーロッパ圏は時間に遅れがちですが、ドイツ人の場合は時間ぴったりに待ち合わせ場所に現れる場合が多い気がします。5分前に着いてしまったとしたら、周囲を一周して5分後に戻ってくるそう。時間を有意義に使っていますね。

②議論好き
ドイツ人というと議論好きというステレオタイプがあります。真意を聞いてみると、歴史が関係しているよう。1930年に民主的に選ばれ成立した国家社会主義ドイツ労働者党は、その後独裁政権となり国内外に甚大な被害を及ぼしました。同じ過ちを繰り返していけないという反省から、戦後のドイツ教育ではディスカッションに重きを置いているとか。深いですね。

<ドイツのグルメ>

Storlen(シュトーレン)
クリスマスに登場するお菓子。私が各地で見る限り一片2000円以上とお高め笑。いつか作ってみたいです。

Currywurst(カリーヴルスト)

カレー粉をまぶしたカリーヴルストは現地の人に愛されているソウルフード。味の濃いもの同士掛け合わせていますが…私も日本で挑戦してみましたが、おいしかったです。

Black Forest Gateau(黒い森地方のさくらんぼケーキ)

南ドイツの黒い森地方で有名な、さくらんぼを使用したケーキ。なぜかフォークを横刺ししている…いつか食べてみたいです。

<ドイツの音楽・芸術>

ベートーベンの第九
「歓喜の歌」と称されるベートーベンの第九。年末に聴くことも多いと思います。

冒頭で “Freude!” (歓喜よ)と連呼しています笑

テレビドラマ「Dark」

2019年に流行ったNETFLIXオリジナルドラマシリーズ。タイムスリッピとかちょっとSF要素、恋愛要素ありですが、原発問題など社会問題を主題としていて面白いです。
ロシアのチェルノブイリ原発爆発の影響でドイツにまで放射性の酸性雨が降っていたのは驚きでした、20年以上たった今でも作物が育たない地方があるとか。
遠く離れたドイツにまで及んでいるとしたら、ウクライナやベラルーシだけでなくバルト三国なども危ないのでは?

気になる方はご覧ください。

<ドイツの社会を表すキーワード>

移民受け入れ
EUの中でも移民受け入れを唱える数少ない国。私が見ていた「Nico’s Weg」でも、主人公とシリアからの逃れてきた女性との恋が描かれています。ドイツ語学習者でなくてもストーリーは面白いはず。

強い女性リーダー、メルケル首相」
2005年より首相の座に就き、今なお一国の首長として力強いリーダーシップを発揮しているメルケル首相。自身は東ドイル出身の物理学者。EUでも輸出トップで影響力は大。

エコロジーの追求
日本では昨年夏にエコバッグの有料化が始まりましたが、ドイツでは買い物時のエコバッグ持参は当たり前。また、オーガニック商品に対して敏感なのがドイツ人。食品や化粧品に至るまで、環境にも健康にも優しいものを購入します。

<東ドイツの魅力>

ベルリンの

東西冷戦の影響で、かつてベルリンの東西を隔てていた「ベルリンの壁」。一夜にして築かれ、そこを飛び越えようとした人々も多数犠牲になりました。

高さ3.6mと高いのですが、厚みもあります。今でもベルリンには壁跡地が地面に描かれています。

東ドイツプロダクトやアイコンも健在

東西ベルリンが統一された後も残っているのが信号の「アンペルマン」。また、旧東ドイツやベルリンのスーパーでは、菓子や保存食品など、多数の東ドイツプロダクトが帰るということなので、挑戦したいです。

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