ヨーロッパの文化紹介企画第二弾は、北欧のデンマーク。書いていてなんですが、私はまだ行ったことがありません笑。コロナが収束したらいち早く訪れたい国の一つです。
〈デンマークの訪れたいスポットTOP3〉
1位: コペンハーゲン
デンマークでマストの観光スポットといえば、首都コペンハーゲン。このカラフルな壁面で画一的な建物スタイルの整然とした感じが大好きです。アンデルセンのおとぎ話の『人魚姫』にもゆかりのある街ですが、その通りメルヘンで、まさに見ているだけで絵本の世界に迷い込んでしまいそうな世界観です。
2 位:ワッデン海
オランダ、ドイツ、デンマーク三か国にまたがる広大な自然遺産。世界最大の干潟です。朝日や夕日を拝みたいですね。
3位:クロンボー城
北欧とあって自然遺産が多いですが、こちらは文化遺産。イギリス出身のシェイクスピアの戯曲「ハムレット」の舞台だとか。ゲームの中の秘密のダンジョン感がありますね。
<デンマークのグルメ>
ライ麦パン
小麦のパンより食感は硬いです。でも栄養価が高く美容にも強力。新鮮な玉ねぎや北欧ならではのサーモンを乗せると本当においしそう。
ファステラウンボーラ
焼き菓子が多いですが中でもこちらは丸っとしていてかわいい。イースターの前に食べるお菓子です。
<デンマークの社会を表すキーワード>
「ヒュッゲ(HYGGE)」
心豊かな生活を楽しもうとするデンマーク発祥の素敵な文化・ライフスタイルです。ヒュッゲの考え方は社会生活に浸透していて、家族だんらんを楽しんだり、残業は極力しなかったり、といった部分によく表れていると思います。
「 フォルケハイスコーレ」
子供から 大人(社会人未経験の人やリタイア後の高齢者まで)まで通うことができるという教育機関。 必修科目とかはなく、幸福論、国際政治、ヨガ、音楽など一人ひとりに合わせて多様なことを学ぶことができます。起業をするための勉強としても行く人もいるみたい。年齢制限がないので、私もいつか通ってみたいです!
「世界一幸福な国」
ハピネス・リサーチ研究所が行った「2013~2017年における世界幸福度調査」によれば、幸福度ランキングは他の北欧諸国を抜いて7.57の高ポイント(10点満点、日本はランク外)を獲得、一位に輝きました。個性を認め他者にも寛容なので、自分らしい生き方や生活を実現しやすいからかもしれません。
<デンマークは○○を愛する国>
「国旗を愛する」
日本だと愛国者だと煙たがられるかもしれませんが、デンマークでは赤地に白い十字が入った国旗はみんな大好き。祝い事では飾りなどによく用いるそう。そういえば、国旗がモチーフの雑貨もよく見かけます。
「平等を愛する」
男女が平等。ビジネスでは男女が平等に昇進します。政治界でも女性の議員が多いですし、CEOや役員の中の割合も高いです。
家庭の中でもそう。日本ではイクメン(育児に熱心な夫)という言葉がはやりましたが、ここデンマークでは家事や育児分担はもはや当たり前なのです。
<デンマークに関するおすすめ本>
デンマークに関する本は意外とたくさんあるのですが、その中で読んでよかったと思う本をシェアしたいと思います。
①『デンマーク人が世界で一番幸せな10の理由』(サンマーク出版)
デンマーク人の著者が書いた本。日常を豊かにするヒントが詰まっています。
②『THE LITTLE BOOK OF LYKKE -人生を豊かにする「6つの宝物」-』(三笠書房)
他者とのつながり、お金、健康、自由、信頼、親切心…6つのポイントからデンマーク人の豊かな考え方を解説しています。
③『デンマークのスマートシティ』(学芸出版社)
ビッグデータを活用して利便性の高い人間生活を促進している革新的なデンマーク。交通、エネルギー、医療、福祉など多様な業界で素晴らしい技術が応用されています。